滅びのマヤウェル

とりあえず、『その仮面をはずして(以下1巻)』、『この愛がナイフでも(以下2巻)』通読した感想などを。
すでに、#もの書きで述べていますが、ゲームのシナリオを小説に落とし込んだよううなものでした。キャララクターも同様。
どちらも、悪い意味ではなくいい意味で。
ノベルゲーとか、ビジュアルノベルとか言われているゲームが、小説をゲームとして成立できるよう加工したのと同様に、この小説はアドベンチャーゲームといわれるものを、小説として加工したものに思える。
話もテンポよく進み、あれよあれよとページがめくられていくのも、ゲームの文章独特のものがある。
というのもこの作者、ゲーム会社にいたそうで。
おそらく、そのときの経験をうまく自分の中で生かしているのでしょうな。
そして、ターゲットである読者のツボを押すどころか貫くかのかのごとく、登場人物の大半が女性。
すげぇ。いろいろすげぇ。