字ハイのアンコ落しについて

しばし考えてみたのだが、意外な事実に行き着いたので。


裏目というのがある。
まぁ、捨てたハイでシュンツやアンコができる現象。
俺も、去年までずーっとそれに悩まされていた。
とにかく、捨てるハイ捨てるハイ全てがシュンツアンコで、捨てハイで上がれるなんて日常茶飯事だった。
今年に入ってすぐ、打ちまわしを変えてみたら、それが少なくなった。


それが、字ハイのアンコ落しである。


どうして、これを行うようになったら、裏目が減ったのか。


それは、まず裏目の種類を分類しなければならないだろう。
ターツ、トイツ、シュンツ、アンコの四種類が裏目にはある。
さらに、ターツとシュンツ、トイツとアンコは同じものとして捕らえるべきで、発生しやすいものは、ターツとシュンツだろう。では、ターツとシュンツ、トイツとアンコのどちらの裏目の発生を抑えることができるのか。発生しやすいターツ、シュンツだと俺は思っている。


ではどうすればいいのか。
1)手ハイを、アンコではなくシュンツ優先で作っていく。
2)メンツオーバー時は、アンコ切りを優先に行う。


この二つで、防げると思っている。
アンコ切りにしても、優先順位がある。柔軟性があるほうを残し、柔軟性がないほうを落としていく。この場合、字ハイが一番柔軟性がない。だから、字ハイ落しなわけである。最初字ハイ落しは、役作りにおいて柔軟性がないから、という理由だけで落としていたのだが、思考をめぐらせていくにつれ、そういう利点もあることに気が付いた。
さらに付け加えれば、ターツを優先して残していく打ち筋も、ターツ、シュンツの裏目を防ぐことにつながっていると思う。
まぁ、本当にこの論拠が正しいのか、これからも打ちつづけて研究しなきゃならないだろう。